新名物「出雲おろち大根」初収穫 魚、肉料理の薬味にぴったり(産経新聞)

 島根県の名物「出雲そば」や魚、肉料理の薬味にぴったりの「出雲おろち大根」が新開発され、出雲地方で栽培が広まっている。宍道湖岸や斐伊川土手などに自生する小型のハマダイコンを品種改良した極辛大根で、初収穫した出雲市佐田町の森山太史さん(43)は「全国に通じる新しい薬味野菜になる」と期待している。

 同大根の生みの親は、島根大生物資源学部の小林伸雄准教授(41)。

 7年前、地元住民が島根半島浜辺でハマダイコンの種を採って育て、出雲そばの薬味としているのを知り、すぐ同大農場で試験栽培に乗り出し、辛みの強い大根を選抜しながら品種改良を重ねた。

 水分が少なく、すり下ろしてもさらさらの本来の特徴を損なわず、6年かけて長さ約20センチ、直径約7センチまで大きくすることに成功。県内生産限定を条件に2年前から種を生産者に分け、今では10人余りが本格的に栽培している。

 脱サラして特産品販売を手掛ける森山さんは昨年9月、約4アールの畑に種をまき、草取り、害虫退治に苦労しながら大切に育てた。年明けからは、ヒゲ根を横に張った「出雲おろち大根」を収穫。地元産の食材にこだわっているそば店や日本料理店で、1本200円前後で販売している。

 森山さんは「普通の大根と違って食材やつゆが薄くならないので、素材の風味をより引き立てます。作ってみて自信がもてました。全国に流通させるには量も必要なので、生産仲間を募りたい」と話している。

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