「のど治らず麻薬」詩音被告、入手先言えない(読売新聞)
「痛めたのどが治らず、もう歌えないと思い気落ちしていった」。
麻薬及び向精神薬取締法違反に問われ、15日、横浜地裁で懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)が言い渡された歌手の詩音(しおん)(本名・朴有香)被告(26)。この日の公判で、麻薬「ケタミン」を使用した動機を打ち明けた。しかし、入手先は最後まで明かさなかった。
検察側は、「(詩音被告は)昨年4月頃から仕事量が急激に増え、ストレスを感じるようになった」と述べ、「昨年7〜8月には3日に1回の頻度で使用し、ストレスを発散させていた」と、常習性を指摘した。
また、ケタミンの入手先の供述を拒んでいる点を挙げ、「再び密売人と接触し、違法薬物を入手する可能性が高い」とした。
これに対し弁護側は、詩音被告が「入手先は(後で何をされるか分からず)怖くて言えない」としているとして、「携帯電話の番号や住所を変えており、再犯の可能性が高いとは言えない」と反論。詩音被告は「やり直したい」と涙声で語った。
閉廷後、詩音被告は報道陣に対し「待っててくれるみんなの前でまた歌えるように、頑張りたい」と語り、深々とお辞儀した。
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検察側は、「(詩音被告は)昨年4月頃から仕事量が急激に増え、ストレスを感じるようになった」と述べ、「昨年7〜8月には3日に1回の頻度で使用し、ストレスを発散させていた」と、常習性を指摘した。
また、ケタミンの入手先の供述を拒んでいる点を挙げ、「再び密売人と接触し、違法薬物を入手する可能性が高い」とした。
これに対し弁護側は、詩音被告が「入手先は(後で何をされるか分からず)怖くて言えない」としているとして、「携帯電話の番号や住所を変えており、再犯の可能性が高いとは言えない」と反論。詩音被告は「やり直したい」と涙声で語った。
閉廷後、詩音被告は報道陣に対し「待っててくれるみんなの前でまた歌えるように、頑張りたい」と語り、深々とお辞儀した。
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